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昭和女子大学非常食レシピ

東松島で出会ったビールとおむすび。そして、非常食

2016/04/02 17:33 くらし

東松島市でボランティアをしてきました。東松島市は市街地の65%が浸水し、1000人以上の方が命を落とされたそうです。今回は、昨年の5月30日にルートを高台に移転して再開した仙石線野蒜駅に集合でした。駅周辺は、あたかも工事現場のような様子でした。現在、復興に向けてさまざまな取り組みが行われていて、「希望の大麦プロジェクト」もその一つです。瓦礫を丁寧に取り除き、土地を造成して圃場に変えて大麦を植え、東松島地ビール「GRAND HOPE」が完成しました。(ビールは地元でもなかなか入手できないそうです)。



さて、今日のメインはJAいしのまき女性部矢本地区のみなさんが創作された地域振興メニューの試食会です。メニューをいただいて、意見交換をして、今後の活動のステップアップのお手伝いです。地元の特産物を使ったお料理の数々に、胃袋がはちきれそうでした。野菜が新鮮でお米が美味しい!郷土のお米と採れたて牡蠣で作った「牡蠣のおむすび」。カキのゆで汁でご飯を炊いて、牡蠣は別に味付けをして、おむすびにするそうです。ていねいに作ってあることが伝わって、ウマウマ。


災害時の食事のことについても、少し、お話を伺うことができました。今は復興に向けて力を注ぐ時期ですが、やっぱり、忘れてはいけないなぁとしみじみです。地元の方に伺ったことに、別の場で友人、知人が教えてくれたことも含めて、記録しておきます。

≪災害時の食事について:みんなが語ってくれたこと≫

1. 災害時の調理で役立ったもの

 ① 毛布

 ② 発泡スチロールの箱(コープなどで宅配に使っているような蓋付きのもの) ※ 鍋を煮たてたら、すぐに毛布でくるんで発泡スチロールの箱に入れると、  放っておいても煮えるのでお役立ちです(煮物、スープなど)

2. 汁にとろみをつけると、汁の暖かみが逃げない ・ 「おくずかけ」という郷土料理があるそうで、東松島でいただきました。葛でとろみをつけています。本当に、いつまでもあったかです。


3.ラップはとっても役立ちました

 ・水が少ないので、食器に敷いて使うことで食器を洗わずにすむのは重宝です

4. 水について 

 ①水は手に入らないケースも考えておいた方がよいです。実際、断水したりして、すぐに水は出ませんでした。日常から水の備蓄は必須だと思いますが、しかし、水が無いことも想定してみるのは必要な事です。

 ②居住地近辺に湧水や井戸があり水は普段から入手可能だったため、特に周辺一帯の住民は水の備蓄をしていませんでした。しかし、地震で湧水や井戸の水か枯れてしまい、水が無い事態になりました。唯一、枯れずに残っていた引き水が近所の人びとの水の供給元となりました。


こうしてみると、想定外に日頃から対応する能力を養っておく、ということが本当に大切だと思った次第です。そして、産地なら地元の食材を日ごろから調理してなじんでおくこと、都会なら日常の備蓄や食材の買い置きを心がけて、調理経験を積んでおくことが、災害時に役立つと心から感じたのでした。

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